11月7日、第7回名古屋フォルクローレ音楽祭で演奏してきたぞー!

曲は大好きなLucho Cavour先生のLa Apacheta (石の祭壇)始め、好きなボリビアのいわゆるネオ・フォルクローレ系を5曲。ネオって言っても今やオールドですけどね。

ギターとボンボと管楽器のトリオで演奏したんだけど、人数少ないとまるで上手な人みたいで恥ずかしかったうえに、トチって止まると目立つし(おい、いっつも止まっとったんかい^_^)、変な緊張しただす。

慣れんことするもんじゃないけど、いかんせんコロナでメンバー集めたり練習するのが大変でした。
でもPAが素晴らしくて、ずいぶん助けられました。

わたくしのギターは、いつもドンシャリサウンド目指してまして、ドンとした低音と、シャリシャリしたソリッドな高音だけ、もう美しい中音域などは全部諦めております!

ヘルマン・リーバスのボリビアギターに、ダダリオのプロアルテ チタニウム ダイナコアセット弦エクストラハード。この弦一度使うとクセになりますよ、ややメタリックな音ですけど。 再生リスト3曲目のpawayから画面右で息子がチャフチャスとパカイ振ってるのが入ってます(笑)親バカですんません。 いやしかしもう丸2年ぶりに人前で演奏させてもらえて、みんなにも何年振りかに会えたし、鳥羽先生矢田さんミゲルさん始め実行委員会の皆さま本当に本当にありがとうございました!

#名古屋フォルクローレ音楽祭 #NFF #folklore #Bolivia #金澤真一とロスアルコリコス

1.La Apacheta 石の祭壇
Lucho Cavour先生が、Los Vicuñasとして来日してくれた時に、わたくしボンボ叩かせていただいてまして、その時至近距離で聴いたルーチョとフレディサントス(ギター)の音が、本当に忘れられず、今回も1曲目に演奏させていただきました。わしらの演奏なんて彼らに遠く及びませんが、思い入れだけなら宇宙一だと思っております!


2.El Jilgero ヒルゲーロ

https://youtu.be/CwgRNqUmZ3w
アルフレッド・ドミンゲス先生作のバイレシート。Domingez, El Gringo y Cavourのトリオで録音してましたね。Jose Josero y Marceloのカバーバージョンが好きなのでそちらを下敷きに演奏しました。

3.Paway 飛べ

https://youtu.be/m9XLMZypUQM
コジャワラのオリジナル曲。この時期、サンポーニャの器楽曲で独特な世界作ってましたね、チャマクタフハニワって曲も大好きです。アウトゥクトゥナとネオフォルクローレを融合させたような佳曲だと思います。転調ぽいイントロとか結構凝ってるんだよな〜 そして画面右側の方で両手にチャフチャとパカイ持ってジャンプしてる4歳児はわたくしの息子じゃーい(笑)英才教育実施中

4.Nostalgia Camba カンバの郷愁

https://youtu.be/vtT7ZrwOTMA
これもLucho Cavour先生の名曲。ルーチョの曲って同じメロディの繰り返しが多いんだけど、でもそのメロディがケーナの特性に合ってて本当に素晴らしいから何度でも聴けるんですよね〜、ChusmaとかCarnaval de San LuisとかCoraje Aymaraとかいい曲ばっかです

5.Los Mineros Volveremos 鉱夫たちの帰還

https://youtu.be/IjakfhPMXjc
Luis Rico先生とCesar Junaro先生の曲。セサルフナロ率いるサビア・ヌエバのレコードが好きで、コード進行もメロディも素晴らしいので演奏しましたが、実際この歌を現地のまた当時の状況もよくしらない日本人が、ただ曲がいいからってんで歌ってていいのかしら、と思いました。が、ミャンマーの情勢とか見ていると、軍事政権の横暴というのは万国普遍のテーマでもあるし、今日的でもあり、悩みましたが歌わさせてもらいました。むしろ、もしもともとその内容にさほど関心がなくても、こういう美しいメロディに引き寄せられて、その歌の内容が心に残るというのは、音楽の力でもあるかもしれません。(自分なんてどっちかというと政治的には右翼的というか保守的な思想なんですけどね…)