コンドルは飛んで行くを世界的に流行させた立役者(サイモン&ガーファンクルのレコードはインカスのレコードにサイモンの歌被せたもの)
フォルクローレにCmの美しさをもたらした人
演奏者からすると、どれだけインカスのレコードをコピーしても、あの美しさと切なさが、どうしても達成できない何か聖杯のようなものがある天賦の才能
(ボンボ裏返して叩いてみたり2台にしてみたり、もういろいろやったよ!)
そして日本人のファンからすると南米の人からどのように評価されてるのか不明なミステリアスな人
「アンデス高原のインディオ音楽」(プシガンガが入ってるやつ)と「アンデスの歌まつり」(アナ・アニータが入ってるやつ)の2枚の邦盤だけで、名古屋の学生を大量に泣かせ続けた人(名大フォルクローレ同好会の必修科目
「インカスから始まって、いつの間にかまた定期的にインカスマイブームを起こしてしまう」フォルクローレファンの性
ご冥福を祈ります
そして今回も追悼動画祭とします
インカスは邦題で紹介したい「ボリビアの高笑い」
キーをCmにした 原曲はauqui auqui
そりゃ本場ボリビアの演奏とは違うけど、伝承曲のルーツをいったん置いといて、抒情性に善注力した結果この美しさ ケーナ二重奏のたまらなさ メロディ2つしかないのに Bメロ後半でユニゾンになるとこ泣くマジで「ボリビア〜アンデス高原のインディオ音楽』所収
https://youtu.be/effG0F_rCgc「アナ・アニータ」
これまたCmの美しさ ボンボ何台使ってるんだ ケーナの絡みと加速だけで泣かせるしかもケーナのパッセージがどんどん変化していく チャランゴも素敵 ギターだけが簡単 名大生たぶん全員演奏したことあるのではないかしら「アンデスの歌まつり」またはCDAlegriaに収録
https://youtu.be/mC7bklGsMH4ウルバンバ時代なら「木の馬」
ウルバンバ時代はもう抒情性の極地、録音も良すぎてもはや聴く音楽であって演奏してもたどり着かない…
もし恋人やら友人に最初に「フォルクローレ」のレコードプレゼントするなら、ウルバンバがいいと思う。
https://youtu.be/vlxqgt-z024?t=763そして最後はやはりこれ「コンドルは飛んで行く」
おごそかに始まる2本のケーナ、よく聴くと細かい吹き回しの工夫で、本当にコンドルは飛んで行くかのような。バリトンチャランゴのイントロ、中間ソロやウッドベースみたいに聞こえるソリッドなベースラインを弾くギター、サウンドオブウォールと言ってもいい厚みのある伴奏。そして後半の弾け方、やっぱり数ある「コンドルは飛んでいく」の録音の中でも、これが一番好き
https://youtu.be/ctny_PWpRTg