金澤真一とロス・アルコオリコス Shin-ichi Kanazawa y Los Alcohólicos

ボリビアやアンデスの音楽をこよなく愛する金澤真一率いるフォルクローレ・グループです!名古屋近辺に出没。たまにライブも。フォルクローレのフェスティバルみたいなやつはだいたい出てるぞ!よろしくね!

カテゴリ: 演奏動画

金澤真一とロス・アルコオリコス Shin-ichi Kanazawa y Los Alcohólicos
名古屋は大須で行われた、ペルーの楽器や民芸品、それから楽器教室の店、PUKIO。オーナーのミゲルさんは面白くてとてもナイスガイ!
そのプキオ20周年のイベントで出演させてもらいました。
Sariri Maya y Paya (Saul Luciano Callejas)
Kachilaya (Lucho Cavour)  4:20
Pena India (Takirari / Oscar Kinleinder) 7:47
Fiesta en el  Poblao(Carnaval / Los Jairas Edgar Yayo Joffre)11:49


金澤真一とロス・アルコオリコス
Shin-ichi Kanazawa y Los Alcohólicos
第8回名古屋フォルクローレ音楽祭出演動画

https://youtube.com/playlist?list=PLZgBpYgyxeBcTW5VQZd0Pqp76QJrq3FEn

先日の出演動画です。故カブールとヤヨ・ホフレに捧げる…と言いますかいつもこの2人の�!曲やってますので、さらに気持ちを込めて演奏したつもりです。先日三角山放送局で放送された、初期の木下さんとヒメネスとカブールのあんな勢いに溢れまくった独特なグルーヴ出すのが夢ですけど、夢ですなぁ…

セットリスト

1
Yumey (carnaval / Ernesto Cavour)ユメイ
故エルネスト・カブール作曲のカルナバル
フェルナンド・ヒメネスなどの演奏で著名な曲です。


2
El Indio Chamillo (huyaño / Ernesto Cavour) インディオ・チャミーリョ
ボリビアの古くからあるチャミーリョという全粒粉というパンが、昨今あまり見られなくなったことについて、チャミーリョをインディオになぞらえ、そのミサを様々な食べ物が神父になったり参列者になったりして行うという、故エルネスト・カブール先生のユーモアのある歌です。
今となっては、先日惜しくも亡くなられたカブール先生自身を歌ってるかのようです… 

3
La Llegada del Kallawaya (charla / Edgar "Yayo" Joffre) カリャワヤの到来
先日惜しくも亡くなられたロス・ハイラスLos Jairasのリーダー、エドガル”ヤヨ”ホフレ作曲の曲。彼は歌も絶品ながらインストルメンタルの作曲にも非常に優れた才能の持ち主で、またサンポーニャ奏者としても歌心にあふれた演奏を残しています。そんな彼の後期ハイラス(カブール脱退後)の傑作。おそらく彼が考案した「チャルラ」という8分の6拍子のリズムによる曲です。
モチーフになっているのはボリビアの呪術師カリャワヤの来訪、ボリビアのある小さな村では人口500人のうち300人近くがカリャワヤだとか…真偽のほどわかりませんがメンバーの鈴木が12月にボリビア行くので見てくるとのことでした。恐山みたいですね…彼の報告を待ちたいと思います!

4
Pena India (taquirari / J.Valdés)悲しきインディオ
Cuando sali de Bolivia…とボリビアに別れを告げるインディオの旅路を歌っております。ボリビア東部のタキラリという音楽で、この地方でチャランゴやケーナなどの楽器が使われることはまずありませんが、幾多のアーティストがケーナやチャランゴを使ってフォルクローレ風にアレンジして名演がたくさん生まれています。

5
Fiesta en el Poblao (carnaval / Folklore Bolivia) フィエスタ・エン・エル・ポブラオ
後期ロス・ハイラスLos Jairasの録音が有名なボリビアBoliviaの伝承曲。後期ハイラスのステージでは一番最後に演奏されていたようです。われわれもハイラスの向こうを張って最後にちょっとくどいリフレインリフレインリフレインに挑戦。上手く行きました、お客さんのおかげで!
お客様は神様です!

2022年8月20日西尾市で開催された第9回フォルクローレ音楽村に、金澤真一とロス・アルコオリコス出演したぜ!
コロナ以降久々の対面演奏で楽しかったっす!
でもステージで、間違えてマスクしたままサンポーニャって笛吹きそうになったよトホホ
コロナ習慣恐るべし! 
Iscanwaya (carnaval) Victor Ferrel(Rumillajta) ルミリャフタのギタリスト(当時)ヴィクトル・フェレールの曲「イスカンワヤ」


Padre Viento
エルネスト・カブール作曲「父なる風」

La Quena
ラ・ケーナ エルネストカブールの曲
Quena... con tu canto dulce y nostálgico evocas tiempos remotos y nos haces sentir emociones de épocas, que nunca conocimos.
Eres canto de esta tierra pedazo de cañahueca
おまえはこの大地の歌声 芦のひとかけら
Apesar de ser pequeña cuanta grandeza encierras.
こんなに小さいのに なんという大きさを秘めてることか
Tu melodía resuena como si fuera oración
おまえのメロディは響き渡る 祈りの声のように
y nosotros te escuchamos con mucha devocion.
おれたちはおまえを聴く 自分の身を捧げて
Si te oímos en los cerros dando al viento estas tus quejas
風に嘆きを教えている おまえの声を山で聞くと
con salvo de paja brava penetras en nuestra venas
ススキの鳴る音とともに おれたちの血管に染み渡る
Si te vemos en tus valles te sentimos con cajita,
谷でおまえを見つけたら 太鼓と共に感じたら
cantando algo de la tierra con flujo de fresca chicha.
大地の何かを歌っている 新しいチチャ酒の一滴と共に

Fiesta en el Poblao
フィエスタ・エン・エル・ポブラオ(カルナバル)ロス・ハイラスのカバー
 

11月7日、第7回名古屋フォルクローレ音楽祭で演奏してきたぞー!

曲は大好きなLucho Cavour先生のLa Apacheta (石の祭壇)始め、好きなボリビアのいわゆるネオ・フォルクローレ系を5曲。ネオって言っても今やオールドですけどね。

ギターとボンボと管楽器のトリオで演奏したんだけど、人数少ないとまるで上手な人みたいで恥ずかしかったうえに、トチって止まると目立つし(おい、いっつも止まっとったんかい^_^)、変な緊張しただす。

慣れんことするもんじゃないけど、いかんせんコロナでメンバー集めたり練習するのが大変でした。
でもPAが素晴らしくて、ずいぶん助けられました。

わたくしのギターは、いつもドンシャリサウンド目指してまして、ドンとした低音と、シャリシャリしたソリッドな高音だけ、もう美しい中音域などは全部諦めております!

ヘルマン・リーバスのボリビアギターに、ダダリオのプロアルテ チタニウム ダイナコアセット弦エクストラハード。この弦一度使うとクセになりますよ、ややメタリックな音ですけど。 再生リスト3曲目のpawayから画面右で息子がチャフチャスとパカイ振ってるのが入ってます(笑)親バカですんません。 いやしかしもう丸2年ぶりに人前で演奏させてもらえて、みんなにも何年振りかに会えたし、鳥羽先生矢田さんミゲルさん始め実行委員会の皆さま本当に本当にありがとうございました!

#名古屋フォルクローレ音楽祭 #NFF #folklore #Bolivia #金澤真一とロスアルコリコス

1.La Apacheta 石の祭壇
Lucho Cavour先生が、Los Vicuñasとして来日してくれた時に、わたくしボンボ叩かせていただいてまして、その時至近距離で聴いたルーチョとフレディサントス(ギター)の音が、本当に忘れられず、今回も1曲目に演奏させていただきました。わしらの演奏なんて彼らに遠く及びませんが、思い入れだけなら宇宙一だと思っております!


2.El Jilgero ヒルゲーロ

https://youtu.be/CwgRNqUmZ3w
アルフレッド・ドミンゲス先生作のバイレシート。Domingez, El Gringo y Cavourのトリオで録音してましたね。Jose Josero y Marceloのカバーバージョンが好きなのでそちらを下敷きに演奏しました。

3.Paway 飛べ

https://youtu.be/m9XLMZypUQM
コジャワラのオリジナル曲。この時期、サンポーニャの器楽曲で独特な世界作ってましたね、チャマクタフハニワって曲も大好きです。アウトゥクトゥナとネオフォルクローレを融合させたような佳曲だと思います。転調ぽいイントロとか結構凝ってるんだよな〜 そして画面右側の方で両手にチャフチャとパカイ持ってジャンプしてる4歳児はわたくしの息子じゃーい(笑)英才教育実施中

4.Nostalgia Camba カンバの郷愁

https://youtu.be/vtT7ZrwOTMA
これもLucho Cavour先生の名曲。ルーチョの曲って同じメロディの繰り返しが多いんだけど、でもそのメロディがケーナの特性に合ってて本当に素晴らしいから何度でも聴けるんですよね〜、ChusmaとかCarnaval de San LuisとかCoraje Aymaraとかいい曲ばっかです

5.Los Mineros Volveremos 鉱夫たちの帰還

https://youtu.be/IjakfhPMXjc
Luis Rico先生とCesar Junaro先生の曲。セサルフナロ率いるサビア・ヌエバのレコードが好きで、コード進行もメロディも素晴らしいので演奏しましたが、実際この歌を現地のまた当時の状況もよくしらない日本人が、ただ曲がいいからってんで歌ってていいのかしら、と思いました。が、ミャンマーの情勢とか見ていると、軍事政権の横暴というのは万国普遍のテーマでもあるし、今日的でもあり、悩みましたが歌わさせてもらいました。むしろ、もしもともとその内容にさほど関心がなくても、こういう美しいメロディに引き寄せられて、その歌の内容が心に残るというのは、音楽の力でもあるかもしれません。(自分なんてどっちかというと政治的には右翼的というか保守的な思想なんですけどね…)

2020年7月24日金澤真一とロスアルコリコス・ライブ〜エルネスト・カブールに捧げる〜
全曲動画配信させていただきます。無料です。再生リストからご覧ください
(全部見てると大変なんで飛ばし飛ばし(笑))


セットリスト:
チャージャchalla/緑の大木leño verde/風の詩canto del viento/君の影になりたいsere tu sombra/ラ・ケーナla quena/チュントゥンキchuntunqui/仲間たちlos cumpitas/父なる風padre viento/ぶどうのロザリオrozario de uvas/カントゥータの伝説leyenda de la kantuta/ウィラコチャwiracocha/バラと火山la rosa y volcan/カンバの郷愁nostalgia camba/椅子la silla/聖ルイスのカーニバルCarnaval de San Luis/悪魔ルシファーのお祭り/Diablito Lucifer

当日お越しいただいた皆様ありがとうございました、そしてこの状況下で残念ながらお越しいただけなかった皆さん、よければ動画見てください。
2020/7/24 Shin-ichi Kanazawa y Los Alcohólicos "Tributo A Ernesto Cavour" 名古屋 鶴舞のK・Dハポン

https://www.youtube.com/playlist?list=PLZgBpYgyxeBe58R6qtsft6fM0ZbZwNf2o

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